排雪板で道路の氷を削る

 ヤフオクで見つけた排雪板が先週到着しました。早速使いたかったのですが、うちの機械に簡単に取り付けられるか分かりません。上手く付けられるとしても、寸法を計ったり固定方法を検討するのに時間がかかります。鉄の構造物なので、難しい場合は自分で金物を溶接したり、村の鉄工所にお願いすればすむことですが、もっと時間がかかります。

 大雪による配送の遅れで、2度目の大雪に間に合わず、道路脇や道路に面した駐車場の雪を少しずつ道路に拡げて融かしている段階だったので、後回しになりました。とりあえず家の前の道路が路面が見えるところまで行ったので、次は公民館の横の坂の氷を削りたいものです。ここは30メートル以上に渡って道路全面に10センチ以上の厚さの圧雪が半分凍っています。ブレーキが利かず危険ですが、手作業では余りに大変です。手作りの除雪機では氷は剥がせません。

 排雪板の出番のようです。週末に開梱して寸法を計ってみると、なんと支柱のサイズがうちのフォークリフトの爪にぴったりでした。組み立てにもグリスを塗ったりそれなりの手間がかかりますが、比較的簡単に取り付けに成功しました。ラッキーです。

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 坂まで100メートルほどありますが、そこまで移動するのに道路脇に積上った雪を崩して道路に撒けるかやってみました。かなりうまく移動してくれます。これは使えそうです。ここを除雪すれば道路脇の2つの物置にアクセスできるようになります。

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 目的の坂の氷を削ってみます。さすがに簡単には行きませんが、少しずつ削ってくれます。

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 初めて使うわけで、コツを掴むのに試行錯誤しました。何とか使いこなせるようになり、場所によっては路面が見えてきました。道幅も拡げたいので、両脇に除雪された雪を削ってスコップで奥に積み直します。

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 日が落ちて来て、氷が固くなってきました。どちらか片方のタイヤは路面を噛めそうなので、今日はここまでとしましょう。除雪車御苦労様でした。

二本松にジャガイモ等発送できました

 今日長野から発送できることが確認できたので、早速ジャガイモ2箱と白菜を1箱送りました。白菜はあまり状態が良くありませんが、冬場できる作物はほとんど無いのと、残った物も大雪でアクセスできないので仕方ありません。

 大豆なども送りたいと思っていたのですが、10メートル以上雪掻きしないと倉庫に近づけません。次は倉庫までの雪掻きをやらなければ。

亡くなった鶏を頂く

 事故死した鶏をさばきました。面倒なのは羽をむしるところですが、写真撮り忘れました。薪ストーブに大鍋をかけてお湯を沸かしておき、1分ほど浸けてからむしると羽は簡単にむしれます。ただ、大きな羽や、温度が回らなかったところはなかなか抜けず力がいります。お湯が熱過ぎると肉が煮え始めてしまいますが、すぐ料理するなら気にしなくても。今回はお湯の温度が低めでちょっと手間取りました。良く洗います。

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 まずは頭と足を落とし、内臓を抜きます。食道や腸の内容物がはみ出してしまって肉を汚染しないようにだけ気をつければ、大体をまとめて取り出せば簡単です。卵は産んでなかったようでまあ良かった。腸や肛門を傷つけないよう、肛門の周りを広めに切り取れば確実です。餌袋や砂肝の中は餌で一杯。沢山詰め込んで隠れていたようです。もったいないけど全部廃棄。

 中を洗って出刃でモモと手羽を外します。関節の構造を覚えておけばどこに刃先を入れるか迷わずにすみますが、わからないときは関節技をかけて動きを見て、刃を入れます。容器の中は手羽とモモと胸肉。胸肉は胸骨の両側に刃を入れて切り取ります。奥にささみがあります。大きな肉はこれで終わり。写真は残った小さな肉をこそいでいるところ。

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 内臓からレバーと心臓と砂肝を外してモツ煮にします。首の肉とヒップも一緒に煮てしまいます。心臓は中に残っていることが多い。砂肝の中には食べたえさが詰まっていることが多いので、覚悟して刃を入れ、貝のように開いて下さい。中身を出して良く洗います。内側に固くて丈夫な膜があるので、これを手で剥がして捨てます。

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 残った骨でスープを取ります。アク抜きに屑野菜を一緒に煮ます。土が付いていなければ、ジャガイモや人参の皮でも良いが、できれば葱やタマネギ、人参の葉など、香りが強いものが良い。色々入れた方が味が丸くなります。凝る人は月桂樹やセロリの葉なども入れましょう。

 さて、平飼いで運動量が多いので、味はいいけど筋肉質で固い肉です。繊維と直角に切って圧力鍋で柔らかく煮てシチューにすることにしましょう。

二本松にジャガイモ他を送る…予定だったが

福島県二本松で、全国から食品を集めて青空市場を開き、子どもたちに放射能のない食品を提供している同朋幼稚園に野菜発送の準備をした。

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有機栽培のジャガイモを2箱用意。メークインがたくさん残っていると思っていたけど、2箱にちょっと足りない。収穫時に混ざって品種が分からなくなってしまったジャガイモを足して、2箱にしました。41キロぐらい。 毎月2回送っているので、数百キロあったジャガイモもさすがに在庫が底をつきそう。 他の野菜も送りたいけど、畑に残っているのは葱ぐらい。それも大雪の下で当分収穫は無理。もう出張に出なければならないので、パートナーに時間があればわが家の備蓄から白菜でも送ってくれるようお願いして家を出ました。

 ところが、夜家に帰って来ると段ボール箱がそのまま玄関に鎮座していました。パートナーに聞いてみると、運送会社から長野県からは発送できないと言われたとのこと。大雪から3日経ち、主な道路の除雪は終わりつつありますが、家の周りの道などは通行が大変な状態。確かに通常の配送は難しいでしょう。しばらく様子を見ることにします。

鶏1羽事故死

 大雪のせいというわけではないでしょうが、仮にロープで吊っておいた産卵箱のロープが切れてしまいました。

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 幸い産卵には支障なさそうです。

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 様子を見て高さを調整しようと思っていたので、万一落ちてもいいように台を置いていたので卵が割れたりすることはありませんでした。ただ不幸な鶏がわずかな隙間に入っていたらしく、かわいそうに圧死していました。

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 他の鶏たちは餌に夢中で仲間の事故には無関心な様子。

 さて、幸い死んだのは古い鶏の生き残りで、ほとんど卵も産んでないので損害はありません。でも命を繋いでいくには食べてあげたいものです。

 幸い寒い時期ですし、病死でもない。落とす必要もないし血抜きもできないので時間もかかりません。忙しい時期ですが先送りできないので、夕方1時間ほどかけて肉にしました。料理は明日になりますが、できればパートナーにお任せしたいと思います。