大根と大蒜の追い蒔き他

 春蚕さんにお手伝いいただいて遅れていた作業を進めていきました。

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 1畝だけ大根を蒔いておいたのですが、欠株が多かったので追い蒔きをしましたが、追い蒔きも時間がなく途中になっていました。最初に蒔いた大根は思ったより大きくなってくれていて一安心ですが数が少なすぎます。追い蒔きを終えました。

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 白菜とキャベツはよく育ってくれています。普通はキャベツが青虫にやられるのですが、被害は少ないようです。鶏小屋の畑に白菜とキャベツの苗を少しだけ植えたのですが、そちらもキャベツには虫害がない代わりに白菜は完全に虫にやられてレースのカーテン状態です。こんなことは初めてです。

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 サツマイモの探り掘りをしてみました。掘るには早いかな、というものもありましたが、十分大きくなったものもありました。これも一安心です。

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 大蒜のために用意した畝が1畝残っていました。前回植えきれなかった小さな大蒜やムカゴも植えていきました。

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 この春ではなく、昨年の春から掘り損なったままの大蒜があり、鼠算式に数が増えて数十本芽が出ているところが何箇所かありました。密集しているのでそれぞれは大きくなっていません。掘り起こして植え直しました。

 小さな種球も思った以上にたくさんあり、1畝全部に植えても少し残ってしまったぐらいでした。とにかく大蒜も植え終わりました。

どこに薩摩藷を植えようか

 昨日出張中に、待ちに待った雨が降りました。日照りで延期していた薩摩藷を植え付けなくては。早速種苗店に苗を予約しました。残念ながらもう遅いので、限られた品種しか無いそうです。みんなこの日照りの中でどうやって植えているのでしょうね。

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 今日も雨がちかも。もっと降って欲しい。

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 麦は逆に水に弱いので、念のため確認しました。帯水しているほどではないので大丈夫です。それほどの降水量ではなかったと言うことでもあります。

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 ニンニクがずいぶん早く枯れ始めたのですが、一息つけるかも。春先寒くて成長が悪く、急に暑くなって枯れ始めたので、生育量が確保できていません。すごく小さなものも。

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 この緑色の雑草を刈って薩摩藷を植えることにしましょう。

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 春蒔いたレタスはあまり発芽が良くありません。

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 大根も発芽率が低く、生えたものも雑草に押されています。日照りで枯れたのか、弱ったところを虫に食べられたのか。

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 さっきの畑だけでは大した数が植えられません。主力はこちらの畑にしましょう。

沢山歩いてちょっと疲れました

○今日の作業記録

 今日は午前中は雨がちでした。母が大きい方の麦畑の除草に行ってくれたのですが、途中で帰ってきました。仕事に切りがついたのが昼前だったのですが、まだ雨が降っていました。中耕除草に使う小型農機の修理をしましたが、昼までに終わらず、15時頃までかかりました。

 修理の途中で雨が上がり、修理が終わった時には道も乾いて来ていたので、そのまま麦畑2枚の中耕除草をしました。条間は全て終わりました。条間を全て歩くので、2キロ以上は歩いたことでしょう。農機は腕でコントロールしますし、条間の移動で持ち上げなければならないこともあり、結構疲れました。

 麦の中耕除草が終わったのは18時過ぎ。人参の播種が遅れているので、人参の畑を準備しました。マルチを片付けて除草のため1回管理機をかけたところで暗くなって来たので、今日の作業は終了しました。

○畑等の状況

 先日花が咲いていると思っていた絹莢が実を着けていて、初収穫して夕食時に頂きました。と言っても、取り遅れで丸々と肥った豆でした。また、ニンニクが枯れ始めているので、試験的に抜いてみました。

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 これも夕食時に食べてみましたが、まだ若くて水分が多い状態でした。もう少し置いておく方が良さそうです。ニンニクの移植は12月位までかかってしまい、中旬には雪が降って寒い冬になったのと、マルチ張りっぱなしで栽培し、連作かつ肥切れ状態で育ててしまったので、生育不良もうなずけます。

○現在の課題

・麦畑

 大きい方の外周の中耕除草が残っています。幅が広くて小型農機では時間がかかるので、管理機で除草すべき。また、2枚とも外周の排水溝掘りができていません。梅雨前に掘らねば。本当は梅雨前の乾燥している時にもう一度中耕除草するか、手取り除草した方が良いが、他の作業が遅れているのでできないかもしれません。

・夏野菜の苗の植え付け

 スイカやメロンなど、場所を取るものの植え付けが遅れている。

・播種の遅れ

 先日やっと、トウモロコシ、枝豆、オクラの種を蒔いただけで他は全く播種できていない。早く蒔かねばならないのは以下の種

    人参
    牛蒡
    法蓮草
    小松菜
    キャベツ
    レタス

・ジャガイモのマルチ

 未だに半分終わっていない。昨日今日雨が降ったので、明日にはマルチをかけないと、どんどん伸びてしまう。

・薩摩藷

 6/8-9の週末に植え付けたいので、苗を予約しなければ。畝の準備も・・・。

恐るべしニンニクの生命力

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 ニンニクからたくさん芽が出てしまったのですが、芽が出たばかりのニンニクは醤油漬けにしてみました。

 ほとんど芽が出ていなかったのですが、漬ける前に洗って乾かしている間に、何と芽が伸びて根まで生えました。わずか一晩のことです。漬ける前に写真撮れば良かったのですが、もう保存瓶の中。

洗っていないものは芽も伸びないし根も出てきません。洗って水を切っただけなので、わずかの水分しかありません。それが一晩で芽も根もこんなに伸びました。すごい生命力です。

ニンニク追加植え付け終わった

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 延々植え替え、植え付けをして来たニンニクですが、3つの畝に全て植え終わりました。右側は新しい種球を植えた畝。緑色が濃いところは、掘り残しから自生した苗を植え替えたところ。左側2本の畝で黒いところは、保存中に芽が出てしまったニンニクを植えたところです。さて、来年どれ位収穫できるでしょうか。

塩田平便り:麦の芽も出て玉葱の植え付け開始

 塩田平をとりまく山々もすっかり色づきました。幸い必ずしも気温が低いわけではなく、氷点下にもならず、霜も降りない日も結構あります。この1週間は、出張や村の行事が多く、1日塩田平にいることができたのは2日だけでした。出張中に友人が手伝いに来てくれたので、玉葱の植え付けが進めばと期待していたのですが、稲刈が遅れている田んぼの稲架が強風で倒れてしまい、その掛け直しに時間を取られたとのことで、玉葱までは辿り着けなかったとのこと。でも残った南瓜や小豆の収穫をしてくれたので、懸案は大分減りました。稲刈の遅れで他の作業が大幅遅れになってしまい、わが家だけいつまでも終わらない秋の農繁期です。

 稲刈は気になりますが、細かいことを言わなければ米は待ってくれます。冬越しの玉葱やニンニクは遅れ過ぎると全滅してしまいます。週末1日家にいられたので、玉葱のマルチ張りをしました。管理という小型の耕耘機で、マルチャーという機械を付けて引っ張ると、あら不思議、するするとマルチが張られて行きます。手作業だと、3人がかりで1時間に20メートルぐらい張るのが精一杯です。ちょっと強い風が吹くと作業中止です。それが風があっても1人でもっと張れてしまうので、大変便利な機械です。その間に、父とパートナーには玉葱の苗取りをしてもらいました。1列張れればもう植え付けられるので、取り終わった苗を植えてもらいます。

 その間も次の畝にマルチ張りです。ただ、張り始めれば早いのですが、次の列に移るにはかなり時間がかかります。斜めに張り始めてしまうと、向きを直すのも大変です。それに事前に畑を細かく耕しておかなければならないので、不耕起農法では使えません。畑や作物で使い分けることになります。それでも苗を植え付けるよりははるかに速く、暗くなるまでに5畝にマルチを張ることができました。翌日から村の行事で出かけましたが、その間にもう1畝苗を植えてくれていました。父の記録によると、昨年は11/4に玉葱の苗を植えたそうで、例年より1-2週間遅れています。行事から戻って残りのマルチを張り終わり、次の品種の苗を取って、パートナーと一緒に植えました。ここまでで苗の約1/3を植え終わりました。

 引き続き玉葱を植えたいところですが、ニンニクの植え付けも途中で止まっています。困ったことに春先に収穫し損なった株がかなりの数あり、そこから自然に芽が出ています。マルチの小さな穴から、5本も10本も芽が出ているので、このままでは大きくなりません。掘り出して1株ずつ植え直しました。芽が出る前なら簡単なのですが、何倍も時間がかかります。でもせっかく芽が出たのを無駄にしたくありませんし、自然に合わせて成長している株の方が、こちらの都合で好きな日に植えた株より良く成長してくれるのではないかと思います。半日かかって半分しか植え替えられませんでしたが、あと一息なので明日も早起きしなくては。

 心配していた麦の芽も無事に出ました。播種機を使うのも、ユメカオリという品種を作るのも、そもそもこれだけの面積麦を作るのも初めてだったので、ちゃんと発芽するか心配していました。機械蒔きの場合、砕土率や播種深度は機械任せになってしまい、芽が出てくれるまでちゃんと調整できて蒔けているか発芽するまでよくわからないのです。1枚目は芽の出方に、かなりムラが出来てしまいました。2枚目は1枚目でいろいろ調整してからかかったので、大体揃って発芽してくれました。1枚目は、もう少し待ってみても発芽しないところは、手作業で追い蒔きすることになりそうです。いろいろと遅れていますが、白菜などの冬野菜も大きくなってきました。それなりに何とかなりそうです。

ニンニクの植え替えの続き

 今日は午前中しか時間が取れないので、早起きしてニンニクの植え替えの続きをしました。

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 左側が植え替えが終わった畝。真ん中はまだ途中なので、手前以外は生い茂っています。掘り残しの株から、何本もまとめて芽が出ているためです。

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 一昨年ニンニクを作った場所にも、少しですが掘り残しから芽が出て、2年目に入った苗が取れたので、移植しました。その隣にラッキョウのようなものが生えていました。抜いてみましたがラッキョウとはちょっと違うかも。自生したノビルかもしれません。

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 掘ってしまったので、隙間に植えておきました。

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 午前中はここまで。真ん中の列の茂みが少し減りました。午後も1時間ほど作業して、9割以上植え替えが終了しましたが、時間が無くて写真は撮れませんでした。右側は種球を植えた畝。大分芽が出てきました。

ニンニク植え付け中

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最初の棒までが昨日蒔いたムカゴ。次の棒までが今日蒔いたムカゴ。一番奥が購入したホワイト六片。その手前に自家採取の種球を半分くらい植え付けました。

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さてこちらは隣の畝。去年ニンニクを植えて、今年母に掘ってもらいました。残念ながらかなり掘り残しがあったようです。時間もないので、このまま収穫まで放置のつもりでした。

でも成長してくると、かなり窮屈です。1ヵ所に5株とか生えているのですから。幸い麦蒔きが終わり、小豆も脱粒していないので、こちらも植え直してやりましょう。