稲刈3日目

最初の田んぼだけで3日目に突入してしまいました。上下2枚の田んぼの稲刈の面積はほぼ同じです。上の段の田んぼは雑草も少なく倒伏も無かったので、1日でほぼ終わりました。下の段の田んぼは生い茂った雑草の稗に阻まれて2日目、全体では3日目に突入してしまいました。

3日目の朝の状態

朝一番の状態です。昨日1日で面積的には半分以上刈って稲架も立てたのですが、そこまでで暗くなってしまいました。

手刈りしたところの方がきれいさっぱり

昨日手刈りした部分です。バインダーよりきれいに刈れるのですが、時間はかかります。回収できる稲の量は少ないので、諦めて草刈機で刈り倒してしまうという選択もあります。でも、今年は放射能汚染の少ないお米を少しでも沢山収穫したいので、時間がかかっても収穫する方針です。

残りの方が少ないと言っても、バインダーで刈れる状態ではありません。

バインダーの行く手を阻む倒伏した稗

まずは稗と稲が入り交じって倒伏し手いるところを手刈りし、稲が立っているところまでバインダーが近づけるようにしなければなりません。

刈り終わった稲束も稲架に掛けて行きたいのですが、稲束を集めて稲架まで運ぶ運搬車を上の田んぼから降ろさなければなりません。しかしそのコースにも稗が倒伏しているので、手刈りしないと運搬車も降ろせません。

いずれにしろ朝一番は朝露で稲が湿っていて、バインダーでの刈り取りがうまくいきません。稲が乾くまで、父とせっせと稗刈りに励み、バインダーが立っている稲に近づけるようにします。

昼からはパートナーも参加してくれ、3人でせっせと手作業です。稗刈りだけでなく、バインダーが結束し損なった稲を集めて束にする仕事もあります。バインダーがアクセスできるところはバインダーを入れますが、一部に水が抜けないところがあり、ギリギリまで刈ろうとしてバインダーが泥にハマってしまったりしました。

田んぼの一角には表面水が残る部分も

一時は今日も刈り終わらないかと思いましたが、日が落ちて真っ暗になる頃に、何とか一通り刈り終わりました。暗くなる前にバインダーをトラックに積み込み、最後の追い込みに入ります。

最後の稲を刈る父

バインダーで結束し損なった稲が畦に少しと、水が抜けなかったのでバインダーが入れない部分の稲刈が残ってしまいました。上の段の田んぼに稔るのが遅い品種の稲も植えてありますので、いずれその稲刈に来なければなりません。残りはその時に一緒に刈ることにして、この田んぼはここまでとしました。

父に稲刈手伝ってもらいました

稗を刈るだけで午前中が終わってしまったのですが、刈り終わった稗は半分以下です。午後は父を医者に連れて行ったのですが、医者から帰って来てから、父が稗刈りを手伝ってくれました。

助っ人をお願い

父は82歳ですが、幸い元気です。足腰の衰えはあるものの、わが家の畑の除草の主戦力です。田んぼも水を抜いて乾燥しているところの手刈りなら作業も簡単なので、戦力アップです。

2人でひたすら稗と稲を刈りましたが、完全倒伏している稗と稲を選り分けねばならないので、なかなか進みません。それでも倒伏部分を刈り終わり、稲が立っているところにバインダーが辿り着けるようになったところを刈り取り、稲架を立てるところまで辿り着きました。

何とか稲架を立てるところまで辿り着きました

でもここまでで暗くなってしまいました。今週は気温が低く、谷間の田んぼなので、日が落ちると寒風が身に染みます。残念ながら稗に阻まれて3日目に突入することになってしまいました。バインダー紐を買いに行って、明日に備えましょう。

稲刈ならぬ稗刈り

 大量の稗が稲ごと倒伏しているので、稲刈が出来ません。最初は稗だけを鎌で刈り取って稲を救出し、バインダーで稲刈しようと持っていました。

倒伏が激しく刈り取り不能

 稗を刈り取ったのですが、稲の倒伏が激しく、バインダーで刈るのが難しい状態です。写真でもまだましな方で、田んぼに張り付いてしまっている稲も沢山あります。

 稗が大量発生して全面倒伏しているところは、そもそも稗だけ刈って稲を残すのは大変で時間がかかることが分かって来ました。試行錯誤の末、全部手刈りして稲を選り分けた方が早いことに気付きました。

刈り取った稗

稗の山また山

 結局午前中は、稗を刈るだけで終わってしまいました。午前中一杯かかって刈り終わった面積がこの程度でした。

全面手刈りした部分