すべりひゆを料理してみました

 わが家の畑にいっぱい生えている「すべりひゆ」。「雑草」です。背が高くなる草ではないので普段刈ることはありません。でも種蒔きや小さな苗を植える時にはちょっと邪魔なので刈り取ります。鷹の爪を植えた場所に沢山生えていて、めずらしく沢山刈り取りました。

 ふっくらとしておいしそうです。アメリカでは自然食品点で野菜として売られていましたが食べたことはありません。東北の方でも食べるらしいと聞いたこともあります。持ち帰って、たまたま遊びに来ていたアメリカ時代の友人の奥さんに「料理方法知ってる?」と聞いてみました。

image

 料理してくれました! 手前が畑から取って来た生のすべりひゆ。ざる一杯あります。右がゆでただけのもの。左がゆでて酢醤油とごま油で和えたもの。美味しい! 「ツルムラサキと似ているね。料理中から似て来た。同じ品種の観賞用は育てたことある」とのことでした。さすがです。初めてでも美味しく料理してくれました。鰹節かけて醤油を落とすだけでも美味しい。色々美味しい食べ方ができそうで、雑草から野菜に昇格です。

ペチカの煙突掃除

 出張から戻った翌日、ペチカに火を入れようとしたら、そこら中から煙を噴きました。ひょっとして煙突が詰まった? 早速一番上のハンドリングボックスを開けてみましたが、目立つほど煤が溜まっているようではありませんでした。

image

 ペチカの出口のダンパーが充分動かなくなっていました。気になっていたのですが無茶苦茶忙しく、放置していました。ペチカの煙突は家の一番高いところで抜いていて、2階の薪ストーブの煙突も合流しています。ダンパーを見るために2階の煙突を外しました。

image

 上から覗いてみます。そんなに煤が溜まっているわけではありません。

image

 ライトで下を照らしてみました。ダンパーが見えます。目立って煤が溜まっているわけではありません。でも動きが悪く途中で止まってしまいます。クレオソートでべたべたしているだけかも。

image

 煙突ではないとするとペチカ本体です。掃除口を開けてみます。うーん。結構煤が積もっています。

image

 自分で作った掃除用の棒で掻き出します。

image

 すっかりきれいになりました。2時間ほどで掃除は終わりました。煤が30kgの米袋に2/3ぐらい取れました。そんなに手がかかるわけではないので、もう少し頻繁に掃除してやった方が良いのかも知れません

排雪板で道路の氷を削る

 ヤフオクで見つけた排雪板が先週到着しました。早速使いたかったのですが、うちの機械に簡単に取り付けられるか分かりません。上手く付けられるとしても、寸法を計ったり固定方法を検討するのに時間がかかります。鉄の構造物なので、難しい場合は自分で金物を溶接したり、村の鉄工所にお願いすればすむことですが、もっと時間がかかります。

 大雪による配送の遅れで、2度目の大雪に間に合わず、道路脇や道路に面した駐車場の雪を少しずつ道路に拡げて融かしている段階だったので、後回しになりました。とりあえず家の前の道路が路面が見えるところまで行ったので、次は公民館の横の坂の氷を削りたいものです。ここは30メートル以上に渡って道路全面に10センチ以上の厚さの圧雪が半分凍っています。ブレーキが利かず危険ですが、手作業では余りに大変です。手作りの除雪機では氷は剥がせません。

 排雪板の出番のようです。週末に開梱して寸法を計ってみると、なんと支柱のサイズがうちのフォークリフトの爪にぴったりでした。組み立てにもグリスを塗ったりそれなりの手間がかかりますが、比較的簡単に取り付けに成功しました。ラッキーです。

image

 坂まで100メートルほどありますが、そこまで移動するのに道路脇に積上った雪を崩して道路に撒けるかやってみました。かなりうまく移動してくれます。これは使えそうです。ここを除雪すれば道路脇の2つの物置にアクセスできるようになります。

image

 目的の坂の氷を削ってみます。さすがに簡単には行きませんが、少しずつ削ってくれます。

image

 初めて使うわけで、コツを掴むのに試行錯誤しました。何とか使いこなせるようになり、場所によっては路面が見えてきました。道幅も拡げたいので、両脇に除雪された雪を削ってスコップで奥に積み直します。

image

 日が落ちて来て、氷が固くなってきました。どちらか片方のタイヤは路面を噛めそうなので、今日はここまでとしましょう。除雪車御苦労様でした。

今年は暖冬?

 今年稲刈をしていて気付いたことがあります。

稲の根元に・・・

 写真、何だか分かりますか?

 写し方が下手なので分かりにくいかもしれませんが、バインダーで刈った稲束の根元です。藁の1本に、カマキリの卵が付いています。

 この束だけでなく、いくつかの束の、根元の方にカマキリが卵を産んでいるのに気がつきました。バインダーの刈り取り高さは5センチ位なので、地上から10センチ以下にカマキリが沢山卵を産んでいることになります。

 カマキリは雪の深さを予知することができ、雪が深い年は草の高いところに、雪が少ない年は草の低いところに卵を産む、という説があります。本当かどうか検証したことはありませんが、もし当たれば、今年は雪が少なく、暖かい冬ということになります。

 温暖化の影響だと困ったことですが、色々と遅れが出てしまった今年のわが家の農業としては、暖かい冬は大歓迎です。種の蒔き遅れや苗の成長不良を取り返すことができるからです。

 暖冬を期待して遅れ過ぎると、冬に向かう作物は全滅してしまうので、あまり期待しないようにしなければ行けませんが、ついつい期待してしまうのでした。