大豆出揃ってきました

 相変わらずものすごく暑い日が続く塩田平です。 1週間前の日曜に種蒔きした大豆が出揃って来ました。

wpid-dsc_0368.jpg2枚ともまあまあの発芽です。種を少な目に蒔いたので、もう少し様子を見て発芽が悪いところは追い蒔きします。

半年ぶりの更新になってしまいすみません。スマホ交換したら更新用アプリが無くなってしまいました。多忙でダウンロードする余裕もなく半年経ってしまいました。余裕が出来たら過去の記録も投稿したいと思います。

明日は稲刈り

 朝、家の田の稲の穂の黄化を確認すると、そろそろ刈っても良さそうです。週末は不在なので明日明後日で刈らないと1週間以上先になってしまうのです。それでは遅すぎます。

 昨日から大きな田んぼにポンプで水を入れているので見にいきました。お隣の田んぼは稲架掛けの稲を脱穀中です。ポンプは幸いガス欠で止まっていました。水路の水が少なめなので、空気を吸ってポンプが空転し続けると焼きついてしまう危険があったのです。

 水はまだひたひた手前ぐらいだったので、ガソリンを補充してまた水を入れ始めました。一度止まるとポンプに水を補給しなければ動かないのがちょっと面倒です。

 三角田んぼももう少し置いても良いが1週間先では厳しい。両方とも明日明後日で刈ってしまうか。

 午前中は仕事で出て、昼過ぎに戻ってポンプを確認するとガス欠で止まっていました。4時間ほどでガス欠です。まだ水深があまりありません。ガソリンを補給して始動しました。水量が少なめだったのと、次に見に来る時まで動いていて欲しいので出力を抑えめにしておきました。

 午後は八幡社の手入れでした。無事終わって明るいうちに明日に備えてバインダーの整備です。

 バインダーは何台かあるのですが、整備の時間がないのでほとんど不調です。春に麦を刈った時も結束できない株が多くて手を取りました。その時にもう1台用意したのですが、パンクしていて家の前に置きっぱなしになっていました。低圧湿地用タイヤの高級モデルだったのですが、保管中はタイヤに重量がかからないようにしないとタイヤがパンクしてしまうのです。忙しくて忘れていました。

 そちらの方が結束機構の調子が良さそうです。普通のタイヤならあるので、エンジンが動けばパンクしたタイヤを交換すればその方がうまく刈れるかもしれません。1年以上使ってないのでキャブのオーバーホールは覚悟していたのですが、ガソリンを入れてみると1発でかかりました。暗くなってくる中でタイヤを交換しました。明日は朝からバインダーのテストです。うまく動いてくれると良いのですが。

 真っ暗になりましたが、大きな田んぼの水量を確認に行きました。朝から脱穀していたお隣の田んぼはまだ脱穀していました。田んぼはほぼ満水だったので、ポンプを止めました。

田んぼの見回り

 夕方田んぼを見回りました。今日気温が上がったこともあり、三角田んぼ、家の田んぼは登熟が進んでいます。そろそろ稲刈りのタイミングかも。

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 大きな田んぼも色づき始めました。気温が今ひとつ上がりませんが、なんとか収穫までたどり着いて欲しいところ。ただ水が抜けてほとんど地面が出ています。

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 奥の方の早くお布団を敷いたところは葉色も変わってきました。ある程度は収穫できそうです。

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 ポンプにガソリンを入れ、払い堰から水を汲み上げます。水量が少ないので、堰き止めてもポンプの出力を上げると揚水量の方が多くてストレーナーが水面に出て空気を噛んでしまいます。

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 すっかり暗くなってきてしまいました。夜無人で動かすので水がなくなって焼きつくのを防ぐため、エンジンの出力を下げて少しずつ給水しています。

田んぼの見回り

 久しぶりに暑くなったせいか、急に田んぼの稲が黄色くなってきました。

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 もう稲刈りか、と調べてみましたが、もう少しかかりそうです。1週間後ぐらいでしょうか。しかしその頃はちょうど法事で出かけてしまいます。そのあとも忙しく2週間先になってしまいます。今週中に刈った方が良いかも。稲刈りに邪魔になりそうな雑草を抜きます。

 三角田んぼも見にいきました。こちらはもう少しかかるけど、それでも2週間後では遅そうです。ここでもつい稗を抜いて時間を使ってしまいます。

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 大きな田んぼはまだまだ。わかりにくいですが、鮮やかな黄緑色が大きな田んぼ。もう脱穀も終わった田や、稲架掛けの田があるのにこっちは稲刈りも当分先です。

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 それでも最後にお布団を敷いた道路際もこうべを垂れだしました。まだ軽そうではありますが。

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 入り口近くの稗を抜きました。思ったより時間がかかりました。トロが寄ってきます。

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 登熟度合いの確認に奥の方に行ってみます。ここは真ん中辺。入り口より黄化が進んでいます。奥行き100mあり、奥の方からお布団を敷き始めて10日ぐらいかかっているので、登熟もだいぶ違います。

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 奥の方。だいぶ色が変わってきています。

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 一番奥はお布団を引きずってしまって稗が多発したのでやや生育が遅れているかも。

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 ここでもだいぶ稗を抜きました。上の写真には稗が目立っているはずなのですが、写真ではあまり違いませんね。

 本当は畑に葉菜類の種蒔きの予定でしたが、田んぼを見たついでに稗抜きにはまってしまい時間がなくなってしまいました。ちょっと失敗です。

三角田んぼの漏水をチェック

 昨日水を止めてくれたパートナーが「水が漏ってる」と言っていたので、小雨の中、犬の散歩を兼ねて見に行きました。

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 先日地域のみんなで道路際の草を刈ったので、すっきりしています。そろそろ周りの田んぼが水を抜き始めているので、用水が止まるかもしれません。雨続きで水が多いうちにと満水まで張ったのです。

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 少し前に刈っておいた法面にまた草が伸び始めていたので、ついでに追加で軽く借りました。

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 水位が上がったので水を止めている波板の継ぎ目から漏っていましたが、簡単に止めることができました。ただ、前回田んぼの中の稗を刈ったのですがまた伸びてきているので、また刈らなくては。

三角田んぼに草刈の仕上げ

 畦の上からモアと刈払い機で刈れる範囲は自分で刈りましたが、長い法面は春蚕さんと若林さんが手鎌で刈ってくれました。ありがとうございました。

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 入口部分が残っているとのことなので、刈りに行きました。確かに残っています。

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 平たい部分はモアでと思って持って行きましたが、面積が狭いので積み降ろししている間に刈払機で刈り終わってしまいます。モアには休んでもらって刈払機で刈り終わりました。一安心です。

米の熟度確認

 ご近所でも早い田んぼは先週末に稲刈りが始まり、もう脱穀も終わったところもあります。今年は例年に比べて低温かと思っていましたが、そうでもないようです。

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 三角田んぼから見下ろしたところですが、倒伏している田んぼも多い様です。今年はいつも以上のように思いますが、正確に記録しているわけではないので気のせいかもしれません。

 わが家の田んぼもそろそろ稲刈りの準備をはじめた方が良いかも知れません。稲は最初は緑色な訳ですが、段々黄色く色づいてきます。8-9割が黄色くなったところで刈り取りです。黄化すればすぐ刈り取りというわけにはいきません。田んぼは水を張っているので、まず水を抜いて乾燥させて土を固めないと、稲刈機(バインダー)が動けませんし、歩くだけでも大変です。

 周りで稲刈りが始まるとそわそわしてきますが、わが家の田んぼは最初の種蒔きで1-2週間周囲より遅いし、有機栽培なので1週間は余分に時間がかかります。作業しやすい様8月下旬に水を止める人もいますが、有機栽培では最後の生育が収量に影響すると言われていて、ギリギリまで水を抜かない方が良いと言われています。つまり稲刈りの日を予測して、ギリギリまで水をかけることになります。田んぼによって乾きやすい田や水が抜けずぬかるむ田がありますし、雨が降れば乾きませんので、その辺りは適宜判断が必要です。

 わが家ではを参考に刈り取り時期を予測しています。稲穂のどの位置がどれ位黄色くなれば、あと何日で9割黄色くなるか予想できるわけです。穂の上部2/3の最初の枝の籾が一通り黄化してから2週間で稲刈りです。田んぼと天気を見て、いつ水を抜くか決めることになります。

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 石の田んぼです。大分黄色くなってきました。隣の田んぼは稲刈り中です。わが家も稲刈りしたい。

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 穂を見るとちょうど目安の感じです。稲刈りは2週間後ぐらいでしょうか。この田んぼは水は抜けやすいので、水を掛けるのをやめ、今週末には水を抜くことにしましょう。

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 三角田んぼです。結構稔っているように見えます。結構稗が出てますね。

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 でも穂を見るとまだまだ青い。この田んぼはお布団を敷くのが最後になってしまったこともあり、もう少し様子を見る必要があります。水も入れ続けなければ。

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 池の田んぼ。ここは鴨と稗にやられてしまいかなり悲惨です。でもそれなりにお米も出来ています。稲は強い。

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 登熟が進んでいるところと、

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 まだまだのところ。草などの影響で生育にかなり差がついてしまっています。全体の傾向で判断です。もう少し様子を見る必要があります。ただここはぬかるむので、出来れば早めに水を抜きたいところです。

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 家の田んぼ。ここも稔っているように見えます。

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 でも下の方はほとんど青い。まだ3週間以上かかりそうです。お布団を敷いたのは最初だったのですが、なぜか毎年時間がかかります。特に今年は水管理がうまく行かずにしょっちゅう水を入れていたので、温度が下がってしまったことが影響していそうです。

 こんな感じで、稲刈りは10/4-5の週末にスタート。その後2-3週間かけて順番に刈って行くことになりそうです。

玉葱植え付け11日目

 延々続いていた玉葱の植え付けですが、やっと先が見えてきました。

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 こういう針のような小さな苗も植えておけば小さな玉になります。大きく育った苗は、春先植え替えれば大きな玉になります。

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 マルチを張った畝には全部植え終わりました。例年はマルチを張らずに露地に植えていました。今年は苗の本数が少なかったのと、来年麦の刈り取りと玉葱の除草の時期が重なるので、手間が無くても大丈夫なように久しぶりにマルチづくりにしました。手前は針苗を植えたところ。まだ苗が残っているのですが、少しなので、マルチの脇の露地に溝を切って植えて行きます。後は赤玉葱の苗だけですが、出張があるので出かけなければなりません。今日終わると思っていたのですが、残念。

 何と! 出張から帰って来たら、パートナーが赤玉葱の苗を植え終わっていました。11日目にして植え付け完了です。これで稲刈に移れますが、残念ながら明日もお客さんと出張です。

玉葱植え付け10日目

 今日で玉葱を植え終わるかと思っていましたが、とても終わりそうにありません。

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 マルチに植え終わってしまいました。畝間が広過ぎるので、同じ品種が植わったマルチの横に、溝を切って植えることにしました。例年はマルチを張らずに溝を切って植えています。

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 遠くの高い山はもう雪化粧です。

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 溝に苗を植えています。

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 近くの山の紅葉も間もなく終わり。大分茶色くなってきました。明日には植え終わって欲しいものです。

塩田平便り:麦の芽も出て玉葱の植え付け開始

 塩田平をとりまく山々もすっかり色づきました。幸い必ずしも気温が低いわけではなく、氷点下にもならず、霜も降りない日も結構あります。この1週間は、出張や村の行事が多く、1日塩田平にいることができたのは2日だけでした。出張中に友人が手伝いに来てくれたので、玉葱の植え付けが進めばと期待していたのですが、稲刈が遅れている田んぼの稲架が強風で倒れてしまい、その掛け直しに時間を取られたとのことで、玉葱までは辿り着けなかったとのこと。でも残った南瓜や小豆の収穫をしてくれたので、懸案は大分減りました。稲刈の遅れで他の作業が大幅遅れになってしまい、わが家だけいつまでも終わらない秋の農繁期です。

 稲刈は気になりますが、細かいことを言わなければ米は待ってくれます。冬越しの玉葱やニンニクは遅れ過ぎると全滅してしまいます。週末1日家にいられたので、玉葱のマルチ張りをしました。管理という小型の耕耘機で、マルチャーという機械を付けて引っ張ると、あら不思議、するするとマルチが張られて行きます。手作業だと、3人がかりで1時間に20メートルぐらい張るのが精一杯です。ちょっと強い風が吹くと作業中止です。それが風があっても1人でもっと張れてしまうので、大変便利な機械です。その間に、父とパートナーには玉葱の苗取りをしてもらいました。1列張れればもう植え付けられるので、取り終わった苗を植えてもらいます。

 その間も次の畝にマルチ張りです。ただ、張り始めれば早いのですが、次の列に移るにはかなり時間がかかります。斜めに張り始めてしまうと、向きを直すのも大変です。それに事前に畑を細かく耕しておかなければならないので、不耕起農法では使えません。畑や作物で使い分けることになります。それでも苗を植え付けるよりははるかに速く、暗くなるまでに5畝にマルチを張ることができました。翌日から村の行事で出かけましたが、その間にもう1畝苗を植えてくれていました。父の記録によると、昨年は11/4に玉葱の苗を植えたそうで、例年より1-2週間遅れています。行事から戻って残りのマルチを張り終わり、次の品種の苗を取って、パートナーと一緒に植えました。ここまでで苗の約1/3を植え終わりました。

 引き続き玉葱を植えたいところですが、ニンニクの植え付けも途中で止まっています。困ったことに春先に収穫し損なった株がかなりの数あり、そこから自然に芽が出ています。マルチの小さな穴から、5本も10本も芽が出ているので、このままでは大きくなりません。掘り出して1株ずつ植え直しました。芽が出る前なら簡単なのですが、何倍も時間がかかります。でもせっかく芽が出たのを無駄にしたくありませんし、自然に合わせて成長している株の方が、こちらの都合で好きな日に植えた株より良く成長してくれるのではないかと思います。半日かかって半分しか植え替えられませんでしたが、あと一息なので明日も早起きしなくては。

 心配していた麦の芽も無事に出ました。播種機を使うのも、ユメカオリという品種を作るのも、そもそもこれだけの面積麦を作るのも初めてだったので、ちゃんと発芽するか心配していました。機械蒔きの場合、砕土率や播種深度は機械任せになってしまい、芽が出てくれるまでちゃんと調整できて蒔けているか発芽するまでよくわからないのです。1枚目は芽の出方に、かなりムラが出来てしまいました。2枚目は1枚目でいろいろ調整してからかかったので、大体揃って発芽してくれました。1枚目は、もう少し待ってみても発芽しないところは、手作業で追い蒔きすることになりそうです。いろいろと遅れていますが、白菜などの冬野菜も大きくなってきました。それなりに何とかなりそうです。