私たち「北上ふるさとプロジェクト」は、普段は様々なかたちで日本の伝統的な木の家づくりにかかわっている有志5人が、東日本大震災の被害にあった宮城県石巻市北上町の復興支援をするために結成した任意団体です。代表は、埼玉県飯能市で大工棟梁をしている杉原敬がつとめ、役員として、綾部孝司(大工棟梁・埼玉県川越市)、蓮実和典(大工棟梁・埼玉県久喜市)、日高保(設計士・神奈川県鎌倉市)、持留和也(Webデザイナー・山梨県北杜市)[50音順・2012年7月現在] とで、構成されています。メンバーは現在も募集中です。

北上町をあなたの第二のふるさとに

私たちがやろうとしているのは、建物づくりだけではありません。完成後もイベントの企画・開催などを続け、継続的なつながりをつくっていきたいと考えています。そうすることで、他の地域に住む人たちが、北上を第二のふるさとのように想ってくれるようになれば、という願いを込めて、「北上ふるさとプロジェクト」という、団体名をつけました。

活動の発端

そもそものきっかけは、震災直後に代表の杉原が、仮設住宅として使うことを想定した落としこみ板壁の9坪の木造住宅を、飯能市の作業場に仲間たちといっしょに勢いで作ったことでした。

この「9坪ハウス」は、その後、飯能市の防災イベントで展示されることになったり、被災地に移築先を探したりしましたが、具体的な活用の道はまとまらず、解体され、杉原の作業場に保管されていました。

ご自身も石巻市北上町で自宅流出の被害にあわれた、設計士である佐々木文彦さんの紹介で、仮設住宅団地に住む佐藤尚美さんと知り合ったのが、2012年の年初のことです。佐藤さんは「We Are One 北上」という団体の代表をつとめ、地域の人たちの買い物と雇用、託児のための施設を建てたいと考えていました。そのために「9坪ハウス」の活用を一時は検討しましたが、建設期間とコストの問題で断念。プレハブでの仮設店舗の営業を始めました。

※このあたりの詳細は「北上ふるさとプロジェクト」のメンバーが会員でもある「職人がつくる木の家ネット」の特集記事「3.11から1年 石巻市北上のこれから」(2012年3月11日公開)で紹介しています。

しかしその後、「AfH(Architecture for Humanity)」というアメリカの団体からの支援金を得ることができ、「9坪ハウス」を活用した建設計画が復活します。その作業を具体的にすすめるために、5月16日から17日にかけて、杉原と、綾部、蓮実、日高、持留で北上町を訪ね打ち合わせの機会をもちました。「北上ふるさとプロジェクト」は、この時の5名で設立したのです。

北上ふるさとプロジェクト
 〒357-0047 埼玉県飯能市八幡町16-10
 kitakami.furusato@gmail.com
 ※このアドレスはメンバーで共有しているので、別のアドレスからお返事がいくこともあります。ご了承ください。

 代表 杉原 敬

2012年7月

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