冬野菜畑の畑の見回り

 出張から帰って来て、畑の見回りをしました。今週始め、マイナス7度以下に下がったので、どうなっているのか心配だったのです。

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 水菜が低温で展開してしまっています。

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 野沢菜も・・・。

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 低温に強い白菜も、外葉が開いてしまいました。

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 全滅かと思っていた春菊ですが、しおれた部分はあるものの、生き残っていました。これまで思っていたより耐寒性があるのかもしれません。

 出張から帰って来たパートナーに聞いたところ、前日まではこんな状態ではなかったとのこと。

 11日にマイナス7度以下になったのを心配していたのですが、それだけではなかった模様。気象庁のサイトで気温を確認すると、

  11日 -7.6度
  12日 -4.9度
  13日 -6.7度
  14日 -7.5度

 今朝もマイナス7度以下。というか、連日かなりの低温です。市街で測っているので、山に近くて標高も100mぐらい高い菜摘農園はもっと下がっていたかもしれません。白菜が耐えられるのがマイナス7度前後なので、それ以下でも大丈夫な法蓮草や冬菜以外の野菜には、特に今朝の気温が厳しかったようです。

 予想以上に耐寒性があったのはタアサイ。タアサイだけは元気そうでした。耐寒性があるのは知っていましたが、白菜位かと思っていました。

 例年秋口は玉葱の播種などで忙しく、白菜と大根、野沢菜だけで精一杯で、他の葉物はちょっと蒔ければ良い方です。量が少ないと、厳寒期になる前に食べ終わってしまい、本当に寒い時期まで畑に無いので、耐寒性のテストになることは無かったのでした。

 今年は畑の条件が、手抜きで種蒔きができたので、例年よりたくさんの種を蒔きました。おかげで冬まで色々な野菜があります。

葉菜類の種蒔き

 玉葱の植付けが何とかなる気がして来たので、ずっと遅れていた葉菜類の種蒔きをしました。この地域でいつまで葉菜類の種が蒔けるかは、冬の気候によりますし、保温資材を使うなど栽培方法にもよります。暖冬なら12月初めに蒔いても何とか育つこともあります。今ならまだ大丈夫なので、普通に播種しました。

 塩田は雨が少ないので、普通は平畝で作ります。畝を作らない方が簡単です。でも今回種蒔きしたのは減反田で水が溜まりやすいので排水も兼ねて畝立てしています。9月初めに畝を立てたのですが、余裕が無く、2カ月経ってしまいました。もっとも、9月初めには父が別の畑に種を蒔いてくれたので、少し時間を置こうと思っていたら、稲刈で余裕が無くなってしまったのでした。

 幸い雨が少なく、元々田で畑の雑草の種が少ないこともあって、雑草もあまり生えていません。水菜、べんり菜、法蓮草の種を蒔きます。

葉菜の種と蒔く畝

 筋蒔きなどやっている時間が無いので、と言ってもいつものことですが、この畝に直接バラ播きます。その上からレーキで均して、というか引っ掻いて、何となく種を土に埋めるというか、土と混ぜます。種が少し多めにいりますが、時間はかかりません。レーキに負けなかった雑草を手で抜いてお終いです。

蒔き終わりました。自生したジャガイモは何となく残しました