トマトの植え付け

 午後も仕事に切りがつきませんが、待ったなしなのでトマトの植え付けにかかりました。

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 トマトの苗です。

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 井原豊さんの本で知った「寝かせ植」という、ちょっと変わった植え方をします。その準備で、下の方の葉っぱはみんな切ってしまいます。左が最初の状態、右が葉を切った苗。

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 何年か前にきゅうりを作った時のきゅうり支柱ときゅうりネットが張りっぱなしの場所に植えます。真ん中に溝を切って油粕を入れて土で覆いました。施肥量は窒素量で反当30キロ強です。菜摘農園では省力化のため、マルチは張りっぱなし、支柱は立てっぱなしです。寿命が来たり邪魔になったら片付けます。

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 葉を落とし終わった苗。スッキリしました。

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 寝かせ植なので、苗の高さぐらいの長さの、細長い溝を切ります。今回は株間75センチぐらいで2条植え。条間は130センチぐらいでしょうか。立てっぱなしの支柱をそのままトマトの支柱に使うので、支柱に合わせて植え方を考えます。

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 植溝にたっぷり水をやります。

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 溝に苗を寝かせます。根鉢の部分は必要なら少し深く掘ってやります。井原さんはトマトは根鉢を水で洗って土を落として植えるそうですが、怖いのでそこまではやっていません。

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 土を埋め戻し、先端の葉が付いている部分だけを地表に出します。寝かせ植完了です。トマトは土に埋まっていれば茎からも根が出るので、今量が増え、上部に育つそうです。

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 埋め戻した土を踏んで固めます。トマトは強いので、直接粉でも大丈夫ですが、根が弱い苗は手で丁寧にやります。

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 植え終わった地上部の状態。もう花が咲いています。トマトの花は同じ方向に付いて、そのまま実になります。花を同じ方向に向けて植えれば、実の向きが揃って収穫しやすくなります。

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 全部植え終わりました。もう1杯ずつ水をやります。この水は根鉢よりも埋まっている茎の部分にやります。

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 ビニールマルチを張るつもりでしたが、刈り取った草が沢山あるので、まず草マルチをしました。