玉葱植え付け4日目

マルチを張ってから出かけたので、留守の2日間に、父とパートナー、それに友人が玉葱の植え付けを始めてくれました。

というわけで、今日は植え付け4日目。マルチを張り終わっていないので、マルチ張りからスタートしました。

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ところがあとちょっとでマルチ張り完了というところで、マルチャーに異常発生。

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土寄せの部品が脱落しています。ナットが緩んで落ちてしまった模様です。不思議なことに、作業ズボンのポケットにナットが。

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元々付いていたものとは違うナットなのですが、山は同じらしく、工具無しでも途中まで締まりました。作業を続けられそうです。今朝いつもと違う作業ズボンを履いてきたお陰ですが、不思議なこともあるものです。

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マルチ張りが終わったらもうお昼過ぎ。管理機とマルチャーを片付けてお昼に帰ります。

午後は苗取りからです。

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大分雑草が出てしまいましたが、苗は何とか育ってくれているので、本数は足りそうです。1品種苗取りが終わったところで減反田に植付けに行きます。植え付けが遅れているので、1日でも早く植えたいのです。

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今日取った苗を植え終わった時にはほとんど真っ暗。8本張ったマルチの長い方から2本、面積で言うとこの減反田の4割位を植え終わったことになります。ここまでで植えたのは早生と中生の苗だけです。主力の晩生はこれから。

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針のような苗も、畑の端に植え付けた様子ですが、見えるでしょうか。小さな苗でも、畑の端に密植しておけば小さな玉葱になります。

育苗した面積から言うと、1/3位の苗を植え終わりました。育った苗の本数が今一つだったので、狭い方の減反田で玉葱を作ることにしたのですが、畑の面積が少し足りないかも。色々な品種を育苗していますが、品種ごとに成長できた苗の比率が同じではないので、面積と本数は必ずしも一致しません。もう少し植え付けが進んだら、追加の畑が必要になるかもしれません。

玉葱植え付け1日目(マルチ張り)

玉葱の植え付けのために、減反田にマルチャーと管理機を持ってきました。

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軽トラからまずマルチャーを下ろします。

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マルチをセットして、管理機に取り付けます。使用しているマルチは、幅95センチの黒マルチに、5センチの穴が縦横15センチ間隔で5列並んでいるものです。

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少し引いて張ってみます。

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1列張れました。ちょっと曲がっていますがまあまあです。午後になってしまいましたので、ここでお昼にします。

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食事の後は、午前中は玉葱の苗取りをしていた父とパートナーにも参加してもらい、マルチは1人で張れるので、玉葱の苗を植え始めてもらいました。

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マルチの穴の下の土に棒で穴を開け、玉葱の苗を落として植えて行きます。マルチは4列張れました。玉葱は色々な品種を作っていますが、まず早生から植えて行きます。この後もう1列マルチを張り終わったところで暗くなってしまいました。今日はここまでです。

既に例年の1週間遅れですが、玉葱の植え付けを始めることができました。幸い気温が高いので何とかなりそうです。

 

玉葱植え付け準備(肥料撒きと耕起)

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 昨日運んでおいた肥料を撒きます。まず肥料を混ぜ合わせ、ライムソワーに入れます。

 前半、ライムソワーから落とす肥料の量の調整が多過ぎて、撒き過ぎてしまい、その調整に時間がかかってしまいましたが無事撒き終わり、出張前に何とかトラクターで耕起し終わりました。出張中に手伝いに来てくれる人がいるので、運が良ければ植え付け始めてもらえるかも。

玉葱植え付け準備(肥料撒きの準備)

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昨日肥料を撒くためのライムソワーや肥料を運んでおいたのですが、それだけで1時間かかってしまったので、肥料撒きは今日に持ち越しました。

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この減反田に撒きます。大分遅れているので、頑張らねば。

ちなみに施肥量は、1aあたり油粕40キロ、グアノ10キロ、蛎殻石灰10キロです。成分量は窒素2キロ、リン酸2キロ、石灰4キロ(蛎殻はすぐには効かないので別計算)。

毎年施肥量には悩みますが、今年はマルチ作りに挑戦してみるので、全量元肥です。

 

玉葱植え付け準備(溝掘り)

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 玉葱は減反田に植える予定です。

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 溝掘機で排水溝を掘ります。

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 一通り溝が切れました。細かいところはスコップや鍬で仕上げてやらねばなりませんが、機械のお陰でずいぶん楽ができます。今日は田んぼに回りたいのでここまでですが、少し前進。

玉葱を植える準備開始

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 雨の予報だったので、ゆっくり起きたら降っていません。慌てて用意して、畑から溝掘りの機械を取ってきました。

 田んぼも遅れていますが、その影響で、玉葱の植え付けが危機的なのです。減反田で作る予定なので排水が悪く、雨でぬかってしまうとこの後の作業が遅れてしまいます。弾丸暗渠は掘っておきましたが、明渠も必要です。雨の前に溝が掘れればラッキーです。

今年初めての脱穀

 水分計で水分を測ったら13%台になっていたので、あわてて脱穀をはじめました。三角田んぼの脱穀です。

 お米は水分が高い方がおいしく、低い方が保存性が高まります。そのバランスを取って15%が一般の目標です。保存性に問題が無く、出来るだけ水分が高いのが15%ということです。多くの出荷基準で14.5-15%となっています。

 ただ、15%では味が今ひとつということで、16%まで認めるところもあるようです。冷蔵倉庫など、保管体制との関係もあるでしょう。

 というわけで13%は低過ぎますが、保存には問題無く、またこれまでのわが家のいい加減超手抜き農業では雪がちらつくまで干し続けたこともあります。それでもおいしい(自分で作ったのでおいしいというバイアスがかかっているかも)お米でしたし、もちろん保存性にも問題ありませんでした。有機栽培なので、基本的な食味が良いこともあるでしょう。

 三角田んぼは雑草一本無いと言える位、お布団農法が成功していたのですが、去年作った大豆の影響で過肥になってしまったらしく、稲は大きくなったのですが稔りが悪く、ついでに少しですがイモチも出てしまいました。

 わが家の田んぼの中では一番登熟が進んでいましたが、お米ので気が今一つということで、稲刈も後回しでした。つまり稲刈の段階でかなり乾燥が進んでいたわけで、それを1週間近く干してしまったので乾燥し過ぎてしまいました。水分計が戻ってこなかったので確認できなかったのですが、失敗です。田んぼで測り直したらサンプルより少し高かったので、良しとしましょう。

 わが家の脱穀機はトラクター駆動型なのですが、トラクターが壊れたままです。やむなく脱穀機を中古で購入しました。幸いトラクターの修理費の半分位で購入できたました。水分にあわせて最適なタイミングで脱穀しなければならないので、いずれ予備機が必要と思っていたこともあります。

 というわけで、初めて使う脱穀機でした。脱穀機自体は比較的簡単な構造なので多分大丈夫と思っていましたが、順調に脱穀できました。75坪の小さな田んぼなので、機械の準備から終了まで2時間ほどで終わりました。実際に脱穀機を使っていた時間は1時間強だったと思います。

 収量は予想通り少なく、籾で75キロでした。去年は減反で、その前の年は100キロ以上あったので、来年に向けた反省点です。それでもお布団農法のおかげで、以前のいい加減超手抜き農法より沢山お米が穫れました。

今年初めての収穫

三角田んぼの稲刈

次は家の近くの三角形の小さな田んぼの稲刈です。

三角田んぼ。倒伏してしまったが雑草は無い

除草はほとんどしていません。お布団農法が成功して、倒伏はしていますが雑草はありません。1日かからずに刈れると思っていましたが、朝から曇りでした。稲が湿っているとバインダーではうまく刈れません。倒伏しているのでわずかに湿っていてもバインダーに稲が詰まってしまいます。乾燥を待つ間に、稲架の材料を運んできました。

バインダーが入れるようにそこだけ手刈り

乾いたところでバインダーが入る場所を手刈りします。回転する角も最初は手刈りします。

早速刈り始めましたが、激しく倒伏しているところは、うまく刈れません。バインダーに稲が詰まってしまったり、結束が出来なかったりします。その度に機械を止めて詰まった稲を取り除いたり、結束機構のカバーを開けて絡まったバインダー紐を取り除いたりしなければなりません。

バインダーの進行方向に倒れている稲は引き起こしやすいのですが、手前に倒れているとうまく引き起こせません。危ないところは、倒伏した稲を起こしたり向きを変え、刈りやすくしてやります。あまり寝ていると引き起こせないからです。

雨で中断

手間取っているうちに、すぐに雨になってしまいました。残念ですが中断です。農業は天気次第なので、天気の回復を待つことにしましょう。