田んぼに機械を運ぶ

 朝雨が上がったので南瓜の収穫をしていたら、陽が射して来ました。これなら稲刈も出来るかもしれません。午前中で南瓜は終わりにし、田んぼに行くことにしました。

 近くの田んぼは機械で刈れる稲は刈り終わっています。雨の中でもたんぼの水が抜けないところを手刈りする予定でしたが、昨晩の雨でさらにぬかるんでいるでしょうから効率が良くありません。水はけの良い遠くの田なら機械で作業できるかもしれません。同じ田に3品種植えてしまったので、1品種だけ刈り終わって稲架掛け中の田があります。水はけは良いので、脱穀か次の品種の稲刈が出来るかもしれません。

 稲架掛けは過乾燥気味だったのですが、雨でちょうど良くなっているかもしれないなどと都合の良いことを考えながら準備に取りかかります。脱穀か稲刈となると、両方の機械を持って行かねばなりません。遠くの田んぼなので、乾燥状態の確認に行くだけで1時間以上かかってしまうので、両方の準備をした方が早いのです。

 脱穀機とバインダー(稲刈機)は別の田んぼに置いてあります。田んぼを回って機械を集めます。多きい方のトラックなら楽勝と思っていたのですが、考えが甘かったようです。小さい方のバインダーは運搬車に乗せて空間を節約したのですが、それでも運搬車が荷台からはみ出してしまいました。荷台の上で向きを変えて、何とか納まりました。それでも後ろのあおりは開いたまま。荷台は機械で一杯です。積み込みだけで小一時間かかってしまいました。

 お日さまの方は、薄日が射したり曇ったりで、あまり乾燥は期待出来なさそうです。到着して機械を降ろし、水分を測ってみると高過ぎます。脱穀は無理ですが、過乾燥が改善しただけでも良しとしましょう。稲刈を待っている2品種ですが、お布団農法はまだ刈るには少し早いようです。同じころ種蒔きした、お布団農法の早生は2週間以上前に刈っているので、登熟にかなりの差があります。最後に慣行の田植をした同じコシヒカリは刈り時をやや過ぎた感じです。早速刈りたいものです。

手前が田植、奥がお布団農法、背景に稲架掛中の早生

 除草をしていないお布団農法にあまり草が生えていないのに、何度も除草機や田車をかけた田植えした方は、場所によってはかなりの草になってしまいました。

大量の稗の倒伏に巻き込まれた稲

 水はそれほど溜まっていないので、重い二条刈りのバインダーが使えそうですが、全体的に草が多く、まず雑草を抜かないと稲刈が出来ません。雑草を刈るのに思ったより手間取ってしまい、バインダーのエンジンをかけた頃には陽が傾いていました。すぐに暗くなり、無理して刈っていたら、バインダーがぬかるみにハマってしまいました。

 残念ながら今日はここまで、明日明るくなったらバインダーを引き上げ、続きが刈れると良いのですが。結局今日の稲刈の中心は、農機の運搬ということだったようです。

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