稲刈初日から苦戦

 早速刈り始めます。

稲刈開始

 バインダーというのは結束機、つまり「結ぶ機械」という意味です。稲を刈ることより、結んで束にする方が重要なのです。鎌で稲刈をやってみれば分かりますが、刈るより結ぶ方に時間がかかります。人が刈る以上のスピードで稲刈と結束の両方をやってくれる素晴らしい機械です。

 バインダー紐という専用の紐があるのですが、準備する時間がありませんでした。去年の残りの使いかけの紐を持って来たのですが、早速絡まってしまいました。何とかほどいて刈り始めたのですが、うまく結束してくれません。結束ミス続出です。

 結べても、緩くて使い物になりません。結束ミスが多いと、手作業で結び直すことになります。時間がかかって仕方がありません。結束機構に油を注したり、紐の張力を調節して強くしたりしているうちに、何とか結束出来るようになりました。

 早速刈り始めましたが、倒伏している場所や、雑草が多いところはうまく刈れません。雑草の稗が伸びると枯れて倒伏してしまいます。稲をに道連れに倒伏させ、刈れなくなってしまいます。それでも何とか1枚が終わりました。残念ながら既に夕方です。

1枚目の田んぼがひとまず終了

 下のもう1枚の田んぼも、今刈ったのと同じ位の面積があります。とても今日は終わりません。とにかくバインダーを下の田んぼに降ろしました。こちらは水が抜けていない部分がかなりあります。

激しく倒伏している

 この田んぼは稗が大量に生えてしまいました。せっせと草取りをしたのですが、ちゃんと取ったところはちゃんと稲が育ち、充分取れなかった所は稗が優勢になってしまい、全く手が回らなかった所は稲が雑草に圧倒され、巨大化して倒伏した稗の下敷きになってしまいました。

 稗が絡まっているとバインダーで刈れないので、稗を刈り取りながら刈ることにしましたが、外周を半分回った所で暗くなってしまいました。明日朝から続きを刈ります。
 

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