暑さの夏に安心したり困ったり

 8月初めの涼しさは影を潜め、塩田平大変な暑さが続いています。それでも朝晩は涼しいので、他の地方よりましなのでしょう。本当は秋野菜の種蒔きを始めなければならないのですが、雑草との闘いが続いていて、そちらまで手が回りません。暑いので、草刈も熱中症と背中合わせです。毎日5時台には起きて、すぐに外に飛び出して草を刈っています。先週末、土曜日は何とか1日草刈が出来たのですが、日曜日はあまりの暑さに午前中でダウン。月曜からは仕事があることもあるのですが、たとえ仕事が無くても10時にはもうこれ以上無理、という暑さになってしまいました。

 暑いべき時期には暑くなってくれないと、作物もできないので、暑いことは安心ではあるのですが、これだけ暑いと、まだ掘っていないジャガイモが熱で傷んでしまうので心配になります。先日村の暑気払いがあったのですが、その時も皆から、「早く掘らないと傷むぞ」とアドバイスされました。残念ながら時間的に掘る余裕がありません。今年は3品種作ったのですが、それぞれ1畝ずつは掘ってみて、収量を確認しています。主力の男爵は幸い今年初めて試した植え方の効果があり、この地方の平均収量以上の収量でした。残念ながら他の2品種は傷んでいる芋が多く、1-2割下回ってしまいました。

 芋が1株全部腐っていることもあり、3-4割は傷んでいる感じです。近所の人が作っている芋も痛みが多い様で、これまでに5人から「ジャガイモはどうだい」と聞かれました。こんなことは初めてです。話をしてみると、やはり腐りが多いとのこと。近くの幼稚園では、園児達が芋掘りをしたら半分以上腐っていたとのことで、かわいそうなことでした。早く掘った人も腐っていたとのことで、暑さや雨による多湿のせいではなく、ウイルス病がはやったようです。病気には天候も影響するので、天候が原因とも言えます。あまり掘らないと発芽してしまうこともあるので、お盆にでも掘らねばなりません。

 何とか自走式の草刈機を1台修理したので、厳しい暑さを避けて朝晩草を刈り始めました。大面積は機械に頼らねば何ともなりません。もう1台の大きい方の草刈機も分解中で、焼き付いたベアリングを交換してもらったので、間もなく復帰出来る予定です。これで少しでも草を押し返せればと思っています。会社の人が東京から手伝いに来てくれたり、近くの人が手伝いに来てくれたりして、雑草対策は何とかなるかも、という状態です。次の種蒔きも必要です。生産量を最大化することが目的なので、バランスを取るのが難しいところですが、何とか時間を作りたいと思っています。