草取りに沢山の助っ人あらわる

8月に入りましたが、塩田平は引き続き涼しい日が続いています。引き続き少しずつ田植も続けていますが、大分先が見えて来ました。家から一番遠い、標高の高い田の稲を移植しているのですが、さすがにそこもかなり大きくなって来て、移植が大変になりつつあります。それだけでなく、何と出穂が始まってしまいました。出穂というのは、稲の穂が出ることで、出穂すると間もなく花が咲きます。つまり実を付け出したというわけで、これ以上大きくなりません。早生を植えたのですが、7月中の出穂も、こんなに成長が悪い段階での出穂も初めてです。

 

8月の最初の3日間は、幼稚園のキャンプに、裏方のボランティアに行って来ました。毎年お手伝いしているのですが、テントを張ったり、食堂を作ったり、30人分の料理をしたりと、子供達では出来ないことをサポートします。わが家で作った野菜を沢山持って行って、子供達に食べてもらいました。トウモロコシが特に好評で「もっと食べたい」という、嬉しい声が沢山出ました。小さな子達なので、子供の半分のスタッフが参加しています。子供達が眠った後の反省会用の料理も裏方の仕事です。こちらも畑の枝豆や野菜をふんだんに使った料理が好評でした。

 

引き続き雑草との闘いが続いていて、キャンプどころではないのですが、幸い先週末に5人も草取りの手伝いに来てくれ、最後まで残っていた大きな田んぼの草を取ってくれました。5人で午前中一杯やっても、ごく一部の草しか取れませんでしたが、残っていた田んぼに手がついたことで、気分は大分軽くなりました。朝6時から村の草刈もあり、田圃の周囲も大分片付きました。もう1日はパートナーと2人で、一番雑草が多い田んぼの草取りをしました。こちらも全部は取りきれませんでしたが、何とかなりそうです。 週末の午後は、ジャガイモを掘ったり、野菜の収穫をして、手伝ってくれた人にも持って帰ってもらいました。

 

福島の子供達に送る野菜も収穫する予定だったのですが、直前に週末のイベントに間に合わせて欲しいとの連絡がありました。出張前の1時間で収穫出来るものしか送れなかったので、家から一番近い畑の、取り残しの野菜しか遅れませんでしたが、それでも段ボールに6つほど発送しました。取り残しなので無料で配ってもらいましたが、少しでも子供達の口に入ってくれればと思っています。福島にみんなが野菜を送る仕組みを作りたいと思っていますが、それには時間もかかるので、まず手元の野菜を送ることから初めて行きたいと思います。

 

キャンプから帰って、大豆畑を見に行きました。また大分草が伸びていましたが、管理機で削っておいたおかげで大豆も大きくなり、見分けがつきます。何とかなりそうな感じです。種蒔きが遅れた分の大豆も、芽が出て本葉が出て来ました。この大きさなら管理機で除草出来そうです。そこら中で草が生えていますので、一つ一つは何とかなりそうでも、全部は難しいかもしれません。お手伝いの人も来てくれるようなので、何とか沢山の畑を救いたいところです。本当はそろそろ秋冬野菜の種蒔きもしなければ行けない時期です。草取りと種蒔きと収穫。どれも大事な作業です。明日はまた出張ですが、次の週末から両立にチャレンジしてみます。