支柱は自然素材がベター

 町内会でお願いしている園芸業者がときどき剪定に来ます。この日はチェーンソーの音がしたので急いで出て行き、切り立てのキリン草や枯れ木を拾ってきました。

 エンドウには枝の出た支柱がたくさん必要なので、自然のものを調達できる時にとっておきます。

 自然素材の支柱は、プラスチック製の支柱とビニール紐を張ったものより、ツルの捕まり具合がしっかりしています。

キリン草と木の枝

 茎がかなりしっかりしてきた。

サヤエンドウ(左)とスナップエンドウ(右)

スナップエンドウ

サヤエンドウ

 支柱を立てるのは暖かくなってから。今は週1回の液肥と、毎日の水やりしながら、茎が風にあおられないように重しの竹を置き直したりしています。

 

エンドウ苗の年越し準備 その1

  順調に芽が伸び始めています。

(左)サヤエンドウ (右)スナップエンドウ

 昨今の関西地方の気候は、年が明けるまでさほど冷え込むことはありません。かといって、若くて折れやすいエンドウ苗を放置していたら、年末年始の忙しさであたふたしている間に2月に突入、苗が風にあおられて、ちぎれ、そこからバイ菌が入って病気になったりという事態になりかねません。

 (同じマメ科のスイトピーは、支柱を立てたにもかかわらず風に振り回されて死亡しました(T_T))

 土の表面は、藁で保護するのがよいと何かで読みました。そこで登場するのが、ショウガの茎です。

しょうがの枯れた茎

 収穫前のショウガの葉と茎は枯れて、ほのかにショウガの香りがする、良い保護材になると確信して保管しておきました。 

 

 

 

 

30センチぐらいの竹は毎年利用できる

 

 寒い中、けなげに伸びるエンドウの苗が風に振り回されないように、竹などで押さえておくのも効果的です。

 

芽が出ました(*^_^*)

 きちんと間隔を開けて種まきしたつもりなのに、発芽したり、しなかったり、くっついて発芽したりと気まぐれです。

でも、しっかり育つと確認した段階で、一箇所につき、2つだけ芽を残して、あとはハサミで間引きします。

芽が3つ出た

芽が3つと発芽していない種

4つとも発芽

 

 諏訪氏は一箇所につき3個種まきして、年を越してから一つを間引くとおっしゃっています。

保水性の良い畑と違い、プランターに日向土では発芽させるのが少し難しいので、4個蒔きが必要だと思います。一箇所に4個蒔いて、すべて発芽した場合は、栄養の取り合いになる(かもしれない)ので、私は苗が5センチ~10センチぐらいに生長したら、間引くことにしています。

 

春の楽しみ、サヤエンドウとスナップエンドウ

種まきは11月……だけじゃなく、3月でもOK!

コカブがうまくできなかったので、プランター2つに土が入ったままで放置してありました。そこにサヤエンドウとスナップエンドウを植えることにします。

永田農法の指南書では、プランターの土は使い回しできません、一度使った土はふるいにかけて保水材や古い根、虫などを取り除き、水道水に2~3日晒して、日光消毒してから、再利用しましょうと書いてあります。

確かに、半年も葉物やピーマンを植えた日向土をそのまま再利用しようとは思いませんが、土の状態を見て、野菜の古い根などの残渣がほとんどなく、連作障害をおこす危険性のない組み合わせの場合なら、ひと栽培ごとに土を入れ替えなくても大丈夫です。

今回は、アブラナ科のコカブを植えた土にマメ科のエンドウを植えるということで、大丈夫だろうと思い、珪酸カルシウムとカキ殻石灰だけを加え、液肥2号の水溶液を撒いてから、種まきしました。

エンドウ豆は酸性の土が苦手なので、ケイカルとカキ殻石灰を各々2にぎり混ぜ込みました。

珪酸カルシウムとカキ殻石灰を多めに

灰色がかっているのがケイカル、白いのがカキ殻

割り箸で土に混ぜ込む

まんべんなく混ぜる

 種まきは11月下旬か12月初旬で、小さな苗の状態で年越しするのが一般的です。でも、まき忘れた~とか、このブログを見てやってみようという場合は、3月に種まきしても大丈夫(と指南書には書いています。)

 種は一昼夜水に浸しておくと、芽が出やすいです。土の水分が足りなくて発芽に失敗することが多いそうなので、水浸しは必。

 サヤエンドウとスナップエンドウ、種の形状はそっくりで、ピンクと赤に可愛く色分けしてありますが、水に浸かっている間に色がかなり抜けるので、別々の容器で水に浸すようにします。

エンドウの種-サヤエンドウ(左)とスナップエンドウ(右)

 永田農法の指南書では、株間20センチぐらいで、1箇所に3~4個ずつ種まきと書いてあります。つまり、幅65センチのプランターに3箇所の種まきになります。でも『コツのコツ』によると、5箇所蒔いても大丈夫というので、今年は密植してみました。

(左)サヤエンドウ (右)スナップエンドウ

 深さ1センチくらいに種を押し込みます。

 

 土の表面がたいらになるように、きれいにならします。