立春:冬眠は終わり。種まき解禁!

 昨日から降り続いていた雨がやんだので、お待ちかね、春に収穫する野菜の種まきです。

 まず最初に、手間のかからないものから。ほうれん草と小松菜をプランターで栽培します。

 容器は、ショウガを収穫した後の杉桶です。土は赤玉土に腐葉土と藁が少々混じっています。赤玉土は粒が残っていて、とてもフカフカした良い状態を保っています。

 前の肥料分が残っていると思われるので、種まきには液肥を撒かず、葉っぱの育ち具合を見ながら肥料を与えることにしました。

 葉物は肥料のチッ素分が多すぎると、虫が付いてしまいます。永田農法の基本である、水と肥料はできるだけ少なく与える方式を実践します。

 赤玉土は原型を保っていて、コロコロしている。これなら、土中は酸素がいっぱいでしょう。

粒状の赤玉土

 いままで、発芽に失敗した経験から、畑でもプランターでも、種まきする土の表面はなめらかな方がよいことがわかりました。小さな種が赤玉土や日向土の粒 の下に隠れてしまうと、発芽できなくなります。そこで、種まきする土の表面に敷き、種の上にかぶせるための軽くて細かい土が必要になります。

  諏訪氏は芝生用の【目土】を勧めておられます。たしかに目土は表土には最適なのですが、けっこうなお値段です。(15リットル入りの袋で500円弱)

 芝生の養生のために、泣く泣く2袋くらい買っても、すぐになくなってしまうので、野菜作りの表土だけのためにこのお値段は、ちょっと痛い。

105円のふるい、大活躍

 軽くて細かければいいのですから、栽培用の土を目の細かいふるいにかけて、サラサラの土を取り分けておきます。 

 

 

 

灰色っぽいのがケイカル

 

 土に珪酸カルシウム(ケイカル)とカキ殻石灰を一握りずつ混ぜ込みます。ほうれん草や小松菜の栽培にはカルシウム分が重要だと何かに書いてありました。

 

 

まぜる

 

 

 

 

 

 


  

 

板切れで土の表面を平にする。 

 


 

 

  

 

 取り分けておいた細かい土(半量)で表面をおおう。 

 


 

 

  

 

 再び、板切れで表面を平にする。

 

 

 

 

 

 土の表面がふわふわ、ぼこぼこしていると、水やりをしたときに種が土と共に流されて、発芽の失敗につながります。昨年、人参の種まきで大失敗をやらかして、この点を学びました(^_^;)。

 

板切れを土に押しつける。

 

 

 

 

 

これまた密植です!

 

 板切れを使って1センチぐらいの蒔き溝を作る。

 

 

 

見えますか~?

 

 ほうれん草と小松菜の種を蒔きます。間隔は1センチ、のつもり(^_^;)。

 小松菜の種、ちっちゃい!

 

 

 

今回はなぜか青

 

 ほうれん草の種。色つきでないのもありますけど。

 

 

 

105円、大活躍

 

 残りの細かい土をふるって種をおおう。

 

 

 

最後は手が一番

 

 

 土を手でしっかり押さえる。これで種が水に流される心配もない。

 

 

 

 

ラベルは使い回し

 

 ラベルを立てる。

 

 

 

ここら辺まできたら、嬉しくなる

 

 

 水をたっぷり。今回のみ、液肥は入れていない。

 

 

 

緑の針金、見えますか?

 

 

 真ん中にアーチ状の針金で屋根を作り、透明なポリ袋をかぶせる。

 

 

 

 

 

 袋の両耳は切り取って、蒸れ防止の空気穴にします。

 

 

 

 

 

 あとは発芽を待つばかり。

 この工程の所要時間、約30分。(写真撮影しながらですから・・・)

 

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