コストパフォーマンス その1

 永田農法3年目となる今年の最も重要な課題は、コストパフォーマンスです。

 初年度、2年目は、土や肥料、プランターなど、必要な資材の購入費用を考えると、少しマイナスだったと思います。新鮮でビタミンたっぷりの野菜が食べられるという利点はおまけということで勘案していません。

 有機、無農薬栽培の野菜価格で換算すれば、プラスになりますが、普段スーパーで購入する安売り価格で計算しても、プラスが出れば、申し分なし! というわけで、私なりのコスパフォ作戦を披露します。

作戦1.土は徹底的に使い回す!

 【プランターの場合】

 葉ものを栽培した後の土を割り箸などでほじってみれば、根っこはほとんど残っていないことがわかります。

 残留物が少ないイコール後の栽培に支障が出にくいという、私なりの判断に基づいて、葉物の後の土は日なたに置き、完全に乾燥するまで時々かき混ぜて、別な科の野菜の種を蒔きます。

 連作障害が出たときのショックを最小限にするため、なるべく栽培期間の短い野菜にこの作戦を適用しています。今のところ、失敗例はありません。

 【庭土の場合】

 輪作できるほどの面積がないので、苗で植え付けるものは、すべて接ぎ木苗にしています。

 もうこれ以上の収穫は無理だなと感じたら、さっさとあきらめて、土を掘り返します。

 シャベルもありますが、小さな畑なら移植ゴテの方が楽に作業できます。

 移植ゴテを土に垂直にズボッと突き刺し、ボコッと土をひっくり返す。1坪畑なら約10分の作業です。

 収穫から次の植え付けまでの間、これを2~3回やっておけば、日光消毒になり、土に残った細い根などはきれいに土に帰ります。これも今のところ、連作障害のような失敗例はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。