測定室の設計

 昨日の午前中も引き続き測定室を作るための工事の予定だったのですが、夜塩田平にしては大雪が降りました。20センチちょっとですが、12月にこんなに積もるのは10年に1回ぐらいです。

 雪掻きしたり、パートナーが運転が怖いと言うので、老人達をデイサービスに送って行ったりで、午前中はつぶれてしまいました。午後も出張だったので、1日遅れてしまいました。

 測定器を置くだけなら、コンクリートの床に直置きが一番簡単なのですが、測定器は温度変動に弱いのと、環境からの放射線をできるだけ減らしたいので、ちょっと面倒です。まず外壁を100ミリの断熱材で断熱し、その中に測定器を入れる100ミリ厚の箱を組み、その箱も100ミリの断熱材で断熱します。

 さらにその内側を、放射線を減衰できる物で囲もうと思って調べてみたのですが、安価で良い材料がありません。重いほど良いらしいのですが、重い物は大体高価です。わが家にレンガは沢山あるのですが、何とわが家のレンガは線量が高いことがわかりました。コンクリートも線量が高いことが多いそうで、なかなか良い方法を思いつきません。

 石膏ボードも持ってみると非常に重いものなのですが、比重を調べると水より軽い。ということは、水が一番簡単な遮蔽材と言うことになりそうです。将来漏れてしまうこともありそうで、そこがちょっと気になります。ペットボトルの保存用水を並べることで、とりあえず対応し、定期的に交換することにしようと思います。

 測定器自体は600×450ミリあれば設置できますが、壁も床も300ミリ以上になるので、最低1200×1050ミリの床面積が必要になります。遮蔽体の水のペットボトルも100本以上必要なようです。

 大体イメージができたので、間柱の取り合いと、面材の割り付けを検討していますが、思っていたより複雑な構造になりそうです。

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